こんかいの日本酒は「純米吟醸 奏雨」(福井・真鶴酒造)です。「そう」と読みます(純米吟醸、精米歩合50%)。

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はじめて見るお酒ですが、なぜこれを買ったのかといいますと、日本酒度が「-12」だからです。日本酒度が小さく、マイナスなほど、甘口といわれていますが、「-12」ははじめてということで飲んでみました。

最初の飲み口はむしろ辛口っぽい。味だけでなく、香りも同じ。あれっと思いながら飲んでみると、最初とはうってかわって甘みが広がります。たしかに、甘い。でも、ちょっと違う。なんていうんだろう、米の旨味からくる甘さとなんか違うような気がする。味の好みというのは難しいものです。

日本酒度がいつもその人の甘辛の好みを反映しているとは限らないのは有名な話ですが、これもその例でしょう。